トライアングル
小さくなる直が愛おしくて、

仕方なくて…。



「なーお!ちゅーしていい?」


「聞かなくても…鈴がしたいなら

いつでもしろよ」


「えへへ…」



ちゅっ!!



「そんだけ?」



私は直の顔に近付いて、ゆっくり唇を

重ねた。



直の頬に両手を添えて、直の口の中を

優しく癒やした。



直も私の頭を手で添えて、引き寄せる。



どんどん深くなるキスに、身体の力も

なくなりそう…。


直のキスは、そのくらい癒される。



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