トライアングル
ふと目を覚ますと、直が私のことを

見つめていた。



「起きた?」


「あれ?私…」


「疲れてんじゃね?すぐ寝てた。」



私は直にぎゅっと抱き付いた。




「オレ、シャワー浴びたいし帰るわ」


「え?帰るの?」


「そんな顔すんなよ。帰れなくなる」




直は何度も優しくキスをして、私の頭を

撫でた…




「また明日な」


「うん。おやすみ」


「おやすみ」




もう一度、キスをすると部屋を出て行った。




私はそのまま眠ってしまった…




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