トライアングル
「え?どーしたの?」


「あー可愛いなぁーと思って」


「え?……」



私が困ってるのを見て、愛桜が私の横に来た。



「ちょっとー大倉くん、直くんに

殺されるよー?」


「分かってるって。ただ…何でもねぇ」




大倉くんは言葉を飲み込んで、少し苦しそうな

顔をしていた…




「まぁまぁ愛桜、アイツの気持ちも

分かってやってよ」


「そーだけど…」


「とりあえず乗馬を楽しもうぜ」



昴くんの一声で気まずい雰囲気を

元に戻った。



私たちはバスに乗って、乗馬が出きる

牧場に向かった。





< 260 / 396 >

この作品をシェア

pagetop