トライアングル
1時間が経過した時には、みんな何とか

1人で乗って、恐る恐る歩けるようになった。



「馬って、すげーな」


「気分いいでしょ?」


「鈴が乗りたいって言い張るのが

わかった気がする」


「競走馬に乗ってみてーなぁ」


「「え?それはムリでしょ」」



突然そんなことを言う昴くんに

私と愛桜の声が揃った…



「ちょっと言ってみただけだろ」


「昴、競走馬何キロで走ると思ってんだよ

かなりのスピードだぞ」


「あームリだな…びびって落っこちる」




2時間が立つ頃には、乗馬内をあちこち

歩いて行けるようになった。



おじさんに記念写真も撮ってもらい

無事に乗馬が終わった。



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