トライアングル
屋上に繋がる非常階段だけど、

いつ誰が来るかわからない恐怖…


直と付き合う前に直に無理矢理抱かれそうに

なった記憶が蘇ってきて、少し震えてきた…




「直…お願い…ムリだよ…」


「はぁ?何言ってんの?」



服を脱がせる直は私の話を聞いてくれない。



いつもと違う雑な触り方の直の手が

どんどんエスカレートしていく…




私の気持ちを全く意識しない自分勝手な直に

いつも感じる心地よさや安心感は全く

なかった。



ただただ早く終わるのを待っていた…



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