トライアングル
昼休み、私は直と屋上に来ていた。



「え??ウェディングドレス!?」


「うん…そう」


「そりゃーすげぇーな」


「だよね…ドレスもかなりこだわりたいって

意気込んでたよ!」


「あーあ…まーた変な男寄ってくるんだろーな

オレ、耐えられるかな」



チラッと私を見ると、ひょいっと

私を持ち上げて、膝の上に乗せられた!



「ちょっと!?」


「何?」


「びっくりしただけ…」



直は後ろから私を抱き締めた。




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