トライアングル
体育館中央まで来る頃には、緊張は全くなく
ただただ舞台を楽しんでいた…



ゆっくりとポージングをして
お客さんを引き付けると、反転して
元来た、舞台に向けてウォーキングした。




舞台の上まで戻ると、もう一度ポージングを
して、曲の余韻に浸るようにして
舞台を後にした…




裏に入ると、うるうるした瞳で待っていた
愛桜…



私は愛桜に抱き着いて、成功を喜んだ!



「鈴!良かったよ!!」


「気持ち良く出来た!!」



2人で言葉にならない喜びを抱き合って
分かち合った…




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