トライアングル
菜奈と大倉くんと昴くんともハグをした…



すると、会場から




「「「アンコール!!!」」」




「「「「「アンコール!!!」」」」」




すごく大きなアンコールが聞こえてきた…





「ウソ?」


「ウソじゃない。

行っておいで!」




みんなに背中を押されて、再び舞台に
舞い戻った…




私がゆっくりと舞台の真ん中まで来ると
反対側からモーニングをびしっと着こなした
直が舞台に歩いて来た…




「え?ウソ?」




そんな私に優しく微笑んで、近づいて来る直。



私の隣まで来ると、腕を組む様に促された…




「何で?」


「キレイな鈴を1番近くで見たいじゃん」


「びっくりした…

直…カッコいい…」


「当たり前」




そう言うと、私の腰を引き寄せて
頬にキスを落とした…






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