トライアングル
私の気持ち
次の日、班別行動に初めて参加した。
その中には去年、淳と夜景を見た場所も
あった。
その時、昨日のほとんどの時間を
直と過ごしてしまったことの大きさに
初めて気付いた。
淳に、何て言おう…。
でも…言うのも、恐い…。
幻滅する…かな?
その日、直を遠くに見つけたけど
声を、掛けに行く勇気はなかった…。
そして、あれから直とちゃんと話をする
ことなく、修学旅行は終わった。
学校まで、ボーッとしていたら
あっという間に着き、解散になった。
愛桜と分かれ、1人で歩いていると
後ろから、足音がして振り向いた。
「直…」
直は、私と目が合うと
目を逸らして、気まずい顔をしながら
近付いてきた。
「ちょっと話せる?」
「うん」
直に言われて、近くの公園に寄った。
私は、公園のブランコに座ると
直は、ブランコの手すりに腰を下ろした。
その中には去年、淳と夜景を見た場所も
あった。
その時、昨日のほとんどの時間を
直と過ごしてしまったことの大きさに
初めて気付いた。
淳に、何て言おう…。
でも…言うのも、恐い…。
幻滅する…かな?
その日、直を遠くに見つけたけど
声を、掛けに行く勇気はなかった…。
そして、あれから直とちゃんと話をする
ことなく、修学旅行は終わった。
学校まで、ボーッとしていたら
あっという間に着き、解散になった。
愛桜と分かれ、1人で歩いていると
後ろから、足音がして振り向いた。
「直…」
直は、私と目が合うと
目を逸らして、気まずい顔をしながら
近付いてきた。
「ちょっと話せる?」
「うん」
直に言われて、近くの公園に寄った。
私は、公園のブランコに座ると
直は、ブランコの手すりに腰を下ろした。