トライアングル
ゆっくりとかなりの急斜面を滑って行く。


その後ろから、淳と直が華麗に滑って来る。



だんだん慣れてきて、半分くらいに来た時には

止まらずに滑れるようになってきた。




「その調子だ、鈴!」


「教え方がいーんだなぁー」


「俺のな」


「オレだろ」



何か兄弟がどーでもいいことで

言い合ってるけど、気にせず滑り続けた。



「あー何となく、出来るよーに

なった気がするー!!」


「上出来だろ」


「うんうん。

飯にする?」



下まで滑り終えたから、お昼にした。



午後も上級者コースをガンガン滑って

1日が終わった…



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