トライアングル
「直…ずっとずっと私のことを

見ててくれて、好きでいてくれて…

本当にありがとね。



私はいつも直に大事にされて

守ってもらって、愛をたくさんもらってるから

これからは直に負けないくらいの愛を

一生かけて、直に注ぐから…



覚悟しててね!!」




私の宣言に、直は驚いて目を丸くしていたけど


次の瞬間、満面の笑みで答えてくれた!



「おう!かかってこい」



直はちょっと照れながら、箱を私に渡した。



私はゆっくりとリボンを外して

箱を開けた。



< 374 / 396 >

この作品をシェア

pagetop