トライアングル
直は、家のドアを開けて
私を抱いたまま、部屋の中に私を入れた。
ベットの上に、そおっと私を降ろす。
あの日以来、来ていなかった直の部屋は
何だか昔の様な、小綺麗さはなかった。
直の、今の生活を物語る部屋に
変わってしまっていた…。
「何だよ!汚ねぇーって思っただろ」
「だって、いつも直の部屋は
キレイだったじゃん!?」
「まーな。
今はそれすら、何とも思わねー」
ダルそーに話す直に、距離を
感じてしまう。
「仕方ねーじゃん!
オレは、お前が全てだったから…。
それを無くしたら、何やっても
面白くねーんだよ」
私が黙っていると、ポンッと頭を
叩かれた。
「帰ってきたな」
ガチャ!!
その音と共に、淳が帰ってきた。
「鈴…。」
直は部屋を開けると、淳を私の前に
座らせた。
「鈴は、お前の浮気現場を見た。
鈴にわかるよーに、ちゃんと
説明しろよ!!」
直の怒鳴り声に私と淳はビビった…。
「鈴…ごめん。
俺、言い訳しか出来ない…」
私は、頭の中が真っ白になった。
信じていた淳に、裏切られたと
認めたくなかった。
でも裏切られたんだ…。
私が、何か言う前に、淳の身体は
宙を浮いた。
直が、思いっきり
淳を、殴り飛ばしたから…
私を抱いたまま、部屋の中に私を入れた。
ベットの上に、そおっと私を降ろす。
あの日以来、来ていなかった直の部屋は
何だか昔の様な、小綺麗さはなかった。
直の、今の生活を物語る部屋に
変わってしまっていた…。
「何だよ!汚ねぇーって思っただろ」
「だって、いつも直の部屋は
キレイだったじゃん!?」
「まーな。
今はそれすら、何とも思わねー」
ダルそーに話す直に、距離を
感じてしまう。
「仕方ねーじゃん!
オレは、お前が全てだったから…。
それを無くしたら、何やっても
面白くねーんだよ」
私が黙っていると、ポンッと頭を
叩かれた。
「帰ってきたな」
ガチャ!!
その音と共に、淳が帰ってきた。
「鈴…。」
直は部屋を開けると、淳を私の前に
座らせた。
「鈴は、お前の浮気現場を見た。
鈴にわかるよーに、ちゃんと
説明しろよ!!」
直の怒鳴り声に私と淳はビビった…。
「鈴…ごめん。
俺、言い訳しか出来ない…」
私は、頭の中が真っ白になった。
信じていた淳に、裏切られたと
認めたくなかった。
でも裏切られたんだ…。
私が、何か言う前に、淳の身体は
宙を浮いた。
直が、思いっきり
淳を、殴り飛ばしたから…