トライアングル
「ありがと、落ち着いた…」


「良かった!」



荷物を持って、部屋を出ようとすると

腕を引っ張られた。


再び、直の腕の中…。



「鈴なら大丈夫!


今までたくさん勉強しただろ?!

自信持って、ガンバレ!!」



少し体を離され、顎をくいっと

持ち上げられて、少し強引なキス。



さすがに、追い込みだからって

キスしてなかったから…。

久しぶりだな…。



だからか?


直が、なかなか離してくれない。



どんどん、甘いキスに変わって行く…。




これ以上は…ヤバいかも



私が、思ったのと同時に、唇も離れた。




「続きは、試験終わったらな?」



直の怪しい笑みに、今日は素直に頷いた。



そしたら、言った直のが驚いていた…。





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