トライアングル
直は、今日も朝から私の部屋に来ていた。


これから毎日、日課にするつもり

だなぁ〜


でも、これからは学校も違うし

こーやって、朝早めに支度を終わらせて

私の部屋に、来てくれるのが

すごい嬉しい!



私も、支度を終えて部屋を

出ようとすると、直にスッポリと

胸の中に埋まった。



「どーしたの?」


「あーーー、心配」



直の腕に、力が入る。



「何が心配なの?」


「変な男に、言い寄られそうで…ヤダ」




可愛いことを言う直に、笑ってしまった…。



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