トライアングル
「いいから!」


私の真剣な表情を見て、直は私の頬を

がしっと掴むと、欲望のままに深く深く

激しいキスをした。




直の舌が、私の口の中で暴れまわり

お互い舌を絡ませ、私に吸い付いたまま

離れようとしない…。




それどころか、新品の制服を乱暴に

脱がそうとしてきた。


首に鎖骨に勢いよく、吸い付き


自分ものだと、キスマークを何個

もつけた。



直の勢いが、全く衰えないのに

ちょっと、ビビってきた私…。



その顔を見て、直はフッと笑って

乱れた制服をキレイに治してくれた。




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