しましまパンツマン
「そうだね~。あんな真っ赤な口紅つける女性って、どんな人なんだろう?」


「ん~、……キャリアなのかな?」


「大二郎さんって、改めて何やってる人なのか考えちゃうね。しましまパンツマンも」


「そうだね~」


そこに赤いクーペが走ってきました。

パン屋の駐車場の白線に沿い、正確にきっちり停車して、降りてきたのは名医のメーイさんです。


「美味しそうなパンね」


「新作の塩辛ポテトパンなんです」


「1つ戴くわ」


「ありがとうございます」

ゆいむさんは、塩辛ポテトパンを包装しながら尋ねます。


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