しましまパンツマン
「メーイ先生はまだなんですか?」


「コルキ姐さん?」

軽快に廊下を走る音がし、でーんさんの声が聞こえてきました。


「姐さん!?……よっと!……ん、梨?」


廊下に幾つも転がった梨をよけながら、でーんさんは客室に走り込んできました。


「……姐さん、何やねん!?これ!!」


大量の梨、梨、梨の実を目にし、でーんさんは何が起きているのか?さっぱりわからない様子です。



「でーんさん!!」

コルキさんは梨を拾ってバケツに入れながら、事の成り行きを手短に伝えました。

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