しましまパンツマン
でーんさんは話を聞きながら、梨を拾います。


「姐さん。此処で、こんなんしてて不味いんちゃう?風呂場とか広い場所に移したほうがエエんちゃう!?」


「移したいのはやまやまだけど、梨の実が止まらないのよ」


「女将さん、気絶さしたら梨の実の発生って止まるんちゃいます?」


「イチノちゃん!?気絶さしたらって……えらい手荒な発言やね」


「ものは試しじゃろ!?」


「イチノちゃん。一応、お客様だし……それは不味いから」


「でも、女将さん……」


「姐さん。この際、手段は……ものは試しちゃう!?」

でーんさんが言い終わるが早いか、大きな金タライを抱えイチノちゃんは、なっしー目掛けて振り回しました。


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