しましまパンツマン
「しましまキッーーク!!」

しましまパンツマンは自慢の長い足を使い、宙を飛ぶリュックをヘリポートの方向へ思い切りキックしました。


がに股は慌てて思い切り足を踏ん張り腰を落とし、熊どんとリュックを受け止めました。


しましまパンツマンが、ヘリコプターに戻ろうとした時、ヘリコプターのプロぺラの回転による強風が、飛行船から銃を構えていた黒ずくめの男の帽子を吹き飛ばしました。


キラーーーーン


ヘリコプターの機体と袴姿の剣士の長刀に反射して、黒ずくめの男の頭のてっぺんが光っています。


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