先輩と友達と愛の薬。
1章 私と彼と甘い薬。
「おはよう、咲優」
「おはよう、綾花」
・・・朝は憂鬱だ。
嫌な気持ちが、私の心を渦巻く。
私は、いつも罪悪感で一杯。
友達に、嫉妬するなんて。
嫌だ、こんな気持ち・・・!
綾花は最近、柚宮先輩と付き合いはじめた。
柚宮先輩は、すごい人気。
私は柚宮先輩が中学からずっと好きで。
柚宮先輩のおっかけでこの高校に入学した。
サッカー部のマネージャーにもなった。
綾花も、マネージャーになって。
私は奥手で先輩と話せないまま時が過ぎ
積極的な綾花はどんどん先輩との距離を
縮めていって・・・
そしたら、綾花と先輩は付き合ってた。
悔しいけど、友達だから、おめでとうっ
て言った。
私は綾花に柚宮先輩が好きだと言えずに
いた。
「咲優、昨日ね、先輩とデートしたんだ
!水族館連れてってくれてね!」
「よかったじゃん!」
もう、やめて。
私に、先輩の話をしないで。
苦しいよ・・・
もう、マネージャーを辞めたい。
けど、先輩との接点が無くなるのは
嫌で。
だから、ずるずるとマネージャーをやっている。
こんな自分に嫌気が差す。
辞めたいなら、辞めればいいのに。
先輩は、私の物じゃない。
「ナイッシュ!柚宮!」
先輩、やっぱりかっこいい・・・
って、ダメじゃん。私・・・
何見てるの。
「先輩、お疲れ様です!これどうぞ!」
「ああ、サンキュ!綾花」
「おいおいイチャつくなよ~!」
「アツいね!二人とも!」
「おいやめろよ!」
「先輩やめて下さいよぉ~!」
二人とも幸せそうだな・・・
ズキン。
あれ、胸が痛い・・・
あはは。おかしいなあ・・・
なんでかな・・・
私はこの胸の痛みが分からなかった。
いや、分かってても、気付きたくなかった。
私は、綾花に嫉妬している。
「おはよう、綾花」
・・・朝は憂鬱だ。
嫌な気持ちが、私の心を渦巻く。
私は、いつも罪悪感で一杯。
友達に、嫉妬するなんて。
嫌だ、こんな気持ち・・・!
綾花は最近、柚宮先輩と付き合いはじめた。
柚宮先輩は、すごい人気。
私は柚宮先輩が中学からずっと好きで。
柚宮先輩のおっかけでこの高校に入学した。
サッカー部のマネージャーにもなった。
綾花も、マネージャーになって。
私は奥手で先輩と話せないまま時が過ぎ
積極的な綾花はどんどん先輩との距離を
縮めていって・・・
そしたら、綾花と先輩は付き合ってた。
悔しいけど、友達だから、おめでとうっ
て言った。
私は綾花に柚宮先輩が好きだと言えずに
いた。
「咲優、昨日ね、先輩とデートしたんだ
!水族館連れてってくれてね!」
「よかったじゃん!」
もう、やめて。
私に、先輩の話をしないで。
苦しいよ・・・
もう、マネージャーを辞めたい。
けど、先輩との接点が無くなるのは
嫌で。
だから、ずるずるとマネージャーをやっている。
こんな自分に嫌気が差す。
辞めたいなら、辞めればいいのに。
先輩は、私の物じゃない。
「ナイッシュ!柚宮!」
先輩、やっぱりかっこいい・・・
って、ダメじゃん。私・・・
何見てるの。
「先輩、お疲れ様です!これどうぞ!」
「ああ、サンキュ!綾花」
「おいおいイチャつくなよ~!」
「アツいね!二人とも!」
「おいやめろよ!」
「先輩やめて下さいよぉ~!」
二人とも幸せそうだな・・・
ズキン。
あれ、胸が痛い・・・
あはは。おかしいなあ・・・
なんでかな・・・
私はこの胸の痛みが分からなかった。
いや、分かってても、気付きたくなかった。
私は、綾花に嫉妬している。