紅茶部に栄光あれ！

「こんにちは。先生。」

ドアを開けると一人の少女がいた。超絶美人…。俺にニコっと笑いかける。俺は決してロリコンではないのだが、つかの間見とれてしまった。

「何ぼやっとしてるんですか。ドアが閉められません。」
そいつが今までのだんまりが嘘だったかのように口うるさく言う。実家にいる母ちゃんみたいだ。俺は黙って椅子に腰掛ける。

「単刀直入ですが…。」

少し間を置いてそいつが口を開いた。しかし、タイミング悪くさっきの美少女がカップを差し出す。そいつは軽く少女を睨んでから続けた。

「僕は春日です。春日哲之助。単刀直入ですが、紅茶部の顧問になってくだ…」

「ブッ！」