短編集
やっとで那雄が離れたけど……何だったのか未だに分かんない。

わけ分かんない……。

那雄ってキス魔だったり……しないか。
もしかして、これは……挑戦状!?
泣き虫って過去のことを言い続けた私への。

受けてたとうじゃない。


「那雄!挑戦状は受け取ったー!受けてたとうじゃない」

私はそう叫ぶと、階段を駆け下りた。
顔がが変に熱いのは気のせいだ。




「どういう勘違い……?」

少しだけほっとした。

追いかけっこのはじまりだ。

俺たちの距離は確実に……

縮まっている。……はず。




end
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