短編集
私はケータイを閉じると窓の外を見た。
雨が降ってて暗い。
でも、葉月はこんなじめじめした日でも鬱陶しいくらいにキラキラして見えた。
「葉月、押してダメなら引いてみれば?」
私のテキトーな助言に葉月は真剣に悩み始めた。
やばい……そんなに悩んでたんだ?
葉月とは二年の付き合いになるけど、そんな器用なことが出来るとは到底思えない。
こんな辛口の事を言ってる私だけど、葉月には頑張って欲しいと思ってる。
葉月になら可愛い華世を任せられる。
葉月は親友だけど、華世も親友だと中学の時は思ってた。
葉月とばっかり一緒にいて最近は華世とあんまり話してないから今は親友とは言えないけど。
私が一番信じられるのはどっちなんだろ?
ふとそんなことが浮かんだ。
一番信じられるのは……?
雨が降ってて暗い。
でも、葉月はこんなじめじめした日でも鬱陶しいくらいにキラキラして見えた。
「葉月、押してダメなら引いてみれば?」
私のテキトーな助言に葉月は真剣に悩み始めた。
やばい……そんなに悩んでたんだ?
葉月とは二年の付き合いになるけど、そんな器用なことが出来るとは到底思えない。
こんな辛口の事を言ってる私だけど、葉月には頑張って欲しいと思ってる。
葉月になら可愛い華世を任せられる。
葉月は親友だけど、華世も親友だと中学の時は思ってた。
葉月とばっかり一緒にいて最近は華世とあんまり話してないから今は親友とは言えないけど。
私が一番信じられるのはどっちなんだろ?
ふとそんなことが浮かんだ。
一番信じられるのは……?