Forever
「そーだった笑」

「酷い…」

ふくれていると、ケーキが目の前に置かれた

「あげるよ」

おじさんは優しい

意地悪で優しい友達なんだ

「いーよ
また太るし…」

「じゃー、半分」

「ありがとー」

おじさんは今までの友達より、大好き

だって、唯一心を許せたんだから

帰り道
少し寂しくなってきた

家には誰もいないから
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