漫画家の君(仮)
「長谷川!?な、なんでここに?」
「ちょっと忘れ物……永瀬くんは?」
苦笑いをする長谷川に俺も苦笑いをしながら
「俺も忘れ物」と言った
長谷川真捺(はせがわまなつ)
俺の席の隣でちょっと内気な子だ
そのせいか話さないことが多い
頭はよくテストではいつも上位の覚えがある
「あ、そのノート私の………」
「え?あ、あぁ、これか
はい、落ちてたぞ?」
「え!あ、ありがと……あの、中身見た…?」
中身……あの絵のことか
見てはいけないものだったのか……
しまったな
でも、嘘をつくわけにもいかない
「…ごめん……名前がなかったから、少し」
「ちょっと忘れ物……永瀬くんは?」
苦笑いをする長谷川に俺も苦笑いをしながら
「俺も忘れ物」と言った
長谷川真捺(はせがわまなつ)
俺の席の隣でちょっと内気な子だ
そのせいか話さないことが多い
頭はよくテストではいつも上位の覚えがある
「あ、そのノート私の………」
「え?あ、あぁ、これか
はい、落ちてたぞ?」
「え!あ、ありがと……あの、中身見た…?」
中身……あの絵のことか
見てはいけないものだったのか……
しまったな
でも、嘘をつくわけにもいかない
「…ごめん……名前がなかったから、少し」