君のことが大好きで。
私は読みかけの本を開き、読み進める。




本を読んでる時間はすごく幸せな気分になれる。




別の世界にいるような気分になれる。




私は本を読んでいるふりをしながら優樹をちらりと見た。




真剣に本を読んでいる。




あ、優樹が読んでる本、私持ってる!!




すると、視線を感じたのか優樹がゆっくりと私の方へ向く。




優樹のことを盗み見のように…盗み見していた私はバッチリと目があってしまった。




私はそのままでいることなんてできずに慌てて視線を本に戻す。




あぁ、今の視線あったよね!?




絶対に見てたってばれたよね…





もう恥ずかしすぎて優樹のことみれない…




…でもやっぱり好きだから見たいなー。




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