君のことが大好きで。
というか、返事って何で返せばいいんだ?




手紙…?直接はありえない…




朝の会が終わったら美雨ちゃんと舞桜ちゃんに聞いてみよう!




朝の会が終わり、私は二人を廊下の隅に呼び出した。




「あのさ…率になんて返事すればいいかな…?」




「え、率?何!告白されたとか…?」




舞桜ちゃんは知らなかったんだった…




「今日、登校してきたときに靴箱を見たら率からの…告白の…手紙が入ってたの…」




「ついに告白したか…」




美雨ちゃんは横でずっとニヤニヤしていた。




「返事は…手紙で良いよね?」




「私は手紙でもいいと思うよ!」




舞桜ちゃんの言葉に美雨ちゃんはすごく頷いてる。




その後は美雨ちゃんの彼氏が歩いてきたので美雨ちゃんを残して舞桜ちゃんとそれぞれの教室に戻っていった。




美雨ちゃんは恥ずかしがって裕介とは学校で話さないらしいけど…




私、手紙で返事書く…




直接なんて絶対しない!




そんな私の計画は見事に壊されました。





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