君のことが大好きで。
君のことが大好きで。
3月。
私たちは中学校生活を終わろうとしていた。
「今日は卒業式だね」
「もう三人で学校行くのも最後かー」
「美雨ちゃん、最後はめっちゃ勉強頑張ってたね。明日だよ、発表」
「その話しないでー!怖くてたまらないんだから」
学校に着き、教室に入る。
初めて中学校に来た一年のころからは全然違うクラスメイト。
私は自分の席に座る。
この席に座るのも最後なんだろうな。
「おはよう」
さっきまでいなかった隣の席の男子が私に挨拶をする。
「おはよう、優樹」
そのとき、玲と美亜が飛び込んできた。
「ひかりー!このセーラー服着るの、もう最後だよ」
「セーラー服着づらかったから私は構わないけど…」
「美亜は頭良いから分かんないだろうけど私とひかりは高校に受かってるか心配なんだから!」
「玲は頭良いから受かるよ。ひかりもなにげ頭良いから」
「美亜が言うと全部嫌みにしか聞こえないねー」
「そうだねー」
この会話もあまりできなくなるのかなと思うとやっぱり悲しくなってくる。
私たちは中学校生活を終わろうとしていた。
「今日は卒業式だね」
「もう三人で学校行くのも最後かー」
「美雨ちゃん、最後はめっちゃ勉強頑張ってたね。明日だよ、発表」
「その話しないでー!怖くてたまらないんだから」
学校に着き、教室に入る。
初めて中学校に来た一年のころからは全然違うクラスメイト。
私は自分の席に座る。
この席に座るのも最後なんだろうな。
「おはよう」
さっきまでいなかった隣の席の男子が私に挨拶をする。
「おはよう、優樹」
そのとき、玲と美亜が飛び込んできた。
「ひかりー!このセーラー服着るの、もう最後だよ」
「セーラー服着づらかったから私は構わないけど…」
「美亜は頭良いから分かんないだろうけど私とひかりは高校に受かってるか心配なんだから!」
「玲は頭良いから受かるよ。ひかりもなにげ頭良いから」
「美亜が言うと全部嫌みにしか聞こえないねー」
「そうだねー」
この会話もあまりできなくなるのかなと思うとやっぱり悲しくなってくる。