君のことが大好きで。
私はあの社会の授業以来なぜか小口優樹のことを気にするようになってしまった。



あのときの綺麗だよ。と言ったときの表情が忘れられない。




まるで自分のことを言われたみたいで、恥ずかしくて…でも嬉しくて…。





字のことを誉めているのになぜかそんな気分になった。




でも私が気になっている理由はそれだけではないと思う。







それは、一学期のことと二学期に行われた音楽祭に関係している。
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