君のことが大好きで。
プルルルルルルルル…




「どうしたのー、ひかりちゃん。こんな朝早くからー。」





さすが美雨ちゃんだ。ワンコールで出た。






「んーっと…なんか熱っぽいから今日休むね。」




「そうなの!?大丈夫?お大事にね。」


「うん、ありがと。」





私は電話を切ってからベッドに寝転んだ。




率の夢を見てしまった。




率のことを思い出してしまった。




もう率のことは忘れたい…忘れたいのに…




率との思い出が何度も私を苦しめる。





ほらね、だから恋なんてしない方が良かったんだ。




ふと、スマホの電話帳にまだ消せないでいる率の情報。




♪~~♪♪~





突然スマホがバイブレータと共に鳴り始めた。





私はびっくりしてスマホを放り投げてしまった。




急いで取りに行く。



壊れていないのを確認して何だろうと画面を見るとメールがきていた。





私はそのメールの差出人を見て驚いた。
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