君のことが大好きで。

とりあえず無視はだめだと思い、私は高速で文を打った。






[ごめん、今日は無理。熱が少しあるから…。]



返信は意外と早かった。




[じゃあ、来週の金曜空いてる?一緒にサボろうぜ。]




ん?これはもしやデートのお誘い!?なわけないか…。


てか、さぼりはダメだよ。私のプライドが許さない!




[さぼるのはちょっと…。]




[じゃあ、日曜!なら問題ないよな。妹の誕生日プレゼント買いたいんだけど何がいいのかわからなくて…]




な、なんか…率が可愛く見えてきた!妹のために一生懸命選ぶとか…可愛すぎる…。




[いいよ。じゃあ日曜日に!]




[おぅ!]





私は頭が痛くなって横になっていたらいつの間にか夢の世界へと入っていた。