君のことが大好きで。
全速力で走ったお陰でどうにか学校の敷地内からは出ることができた。



「美雨ちゃん、早い!運動音痴の私のこと考えてよー。」




「そんなこと言っても…ひかりちゃんバレー部でしょ?いつも校庭10周走ってるじゃん。」



「それとこれとは別ー!」



「なにそれー。」



くだらない話をして歩きだす。



こんな私だが親友と言える人が一人いる。それが、須川 美雨だ。
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