関東最大ボーイズチームのマスコットになりました～ヤバい人たちに愛されまくり

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遼太郎には逆らえなくって、結局私たちは、一緒に帰ることになった。



一緒に……って言っても。

遼太郎と一緒に校門出たりしたらまた、周りに何言われるか分かんないし。


裏門からちょっと離れたとこで待ち合わせて、一緒に電車に乗ることにした。



遼太郎の家なんか、随分久しぶりだな……


昔は一緒におフロ入ったりもしてたのに。

ある時を境に、あんまり行き来しなくなったんだよね……

遼太郎の部屋にも、いつの間にか入れてもらえなくなってたし。

そういえば、弟の光太郎とおばさん、元気かな……


そんなことを考えながら、待ち合わせ場所のコンビニまで歩いていたら。



ヴゥンン！


聞き覚えのある、爆音がした。