関東最大ボーイズチームのマスコットになりました~ヤバい人たちに愛されまくり
私はブスッとして顔を反らした。
と、隅の方にいた最後の一人と目が合う。
この中では少し、年下かもしれない。
目がくっきりして、ちょっとつぶらで。
だけど唇をきゅっと引き結んで……
やっぱり、怖い。
「うぜえ」
その子はたった一言、そういった。
トーンの低いその声。
カッとなったけど、やっぱり私は何も言い返せなかった。
だって。