君と私の40日 【執筆中】
「チイちゃんって疑り深いとこは変わってないね」
「・・麦くん!!」
自分の中で結びついた。
自分の知ってる麦くんと今目の前にいる麦くんが。
背が伸びたね。
私より低かったくらいだったのに、今では随分差があるよ。
声も、低くなったね。
元気で高めの声だったのに、今では男の子だよ。
・・・麦くん!!
「・・・会いたかった・・!!ずっと、ずっと・・!!」
私は気づいたら涙が溢れてて、ぎゅっと大きくなった麦くんを抱きしめようとした。