君と私の40日 【執筆中】


「なんで?なんでなんで?!わかんないよ!!麦くんここにいるじゃん!!」



私は何度も何度も麦くんの胸を叩いたけど全部当たらなくて。



「幽霊だから・・しゃべったり歩いたりは出来るけど・・」



動揺した私を落ち着かせるように静かに説明する麦くん。



「なぜか触れたりはできないみたいで・・」


数秒の沈黙。


波の静かな音だけが哀しく響く。



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