君と私の40日 【執筆中】


「うん?」

軽く放心状態の私に構わずニコニコした顔で返事をする麦くん。


「嘘・・・夢じゃ、ないの?」


「夢じゃないよ」


「嘘・・・」


ほっぺをつねると、痛みが走った。


「夢じゃ、ない・・・」


まばたきを何回しても、麦くんは目の前にいた。


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