育ち盛りの僕達ですし、かっこいい事はしてみたいのよ。そして、恋の形は人それぞれって事なんだよね。
美作は最後の言葉を言う前に、泣きながら教室から飛び出て行った。


「ちょっと…晋也達、何ヒドイ事言ってんの!?」

「あんたら最っ低!!」

美作の友達が口々に晋也達を責める。



「いや…だって、変な噂聞いたからさぁ…なぁ?」

「それにしたって、ヒドイでしょうが!!」

「少しは気持ち考えなよっ!!」
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