育ち盛りの僕達ですし、かっこいい事はしてみたいのよ。そして、恋の形は人それぞれって事なんだよね。
気が付いたら教室から飛び出てていて、美作を探していた。


「ハァ…っ…居た…」

いきなりの全力疾走により、肩で息をし途切れ途切れ。


「あっ…」

美作は
赤くなった目をこちらに向け、小さく呟いた。

「あの…」

< 35 / 85 >

この作品をシェア

pagetop