育ち盛りの僕達ですし、かっこいい事はしてみたいのよ。そして、恋の形は人それぞれって事なんだよね。
ガラッ

勢いよく、部室の扉が開いた。


「すいませんっ!!遅れましたっ!!」

「先輩っ!!」

「あっ雨宮。朝はどうもな」

「はいっ!!」


先輩は優しく笑顔を向けてくれた。

急いできたんだろう、Yシャツに汗がしみている。


それもまた色っぽくて素敵だ。
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