育ち盛りの僕達ですし、かっこいい事はしてみたいのよ。そして、恋の形は人それぞれって事なんだよね。
「うんっ!!ありがとう。頑張ってくるね」


私は先輩を待つ。

先輩は今、図書委員で呼ばれてて手伝いをしている。


きっともうじき、来る。


「あれっ…雨宮?」

大好きな人の声。

「小町先輩。待ってました!!」

「えっ、俺の事待ってたの?」

「はいっ!!」

「そっか。で、どうしたの?」
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