月城学園の番外編
皿とフォークをサイドテーブルに置くと鈴美は、俺に抱きついた。…手が震えてる。鈴美を抱き寄せると、鈴美の髪を撫でながら

「ごめんな、心配させて。」

「冬哉のバカ…」

「うん。」

「何時間寝てるのよ。寝すぎだよ…」

「ごめんな…。」

「心配させないでよ…気が気じゃないんだから。」

「ごめん。これからはちゃんとセーブするから、修行ももっとするよ。自分の弱点今回で分かったから。」

「ムリしたらキライになるんだからね…」

「嫌いなったら振り向かせるさ。」

「もう!強気なんだから。」クスッと笑った。

「…ようやく笑った。」俺は安心して、微笑むと「えっ!?」って鈴美が言ったから

「目を覚ましてから笑わなかったから、心配だったんだよ。」

「気が付かなかった…」

「ずっと笑っていてくれないか?俺の隣で」意味は気付くか?



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