忘れられない夏〜君との思い出〜
今まで、待たせてごめんな。


でも、後もう少しだけだから。


待っててほしい…。


「なぁーに、スタンド見ながらボケーってしてるんだよ」


ニヤニヤ顔の敦志が話しかけてきた。


なんでニヤニヤしてるんだよ…。


「別に。ボケーなんてしてねぇ」


「ふーん…」


だから、ニヤニヤ顔で俺を見るな!



「なぁ、敦志。勝とうな」


そう言って、自分の手をグーにして敦志に向ける。


「お前、バカ?当たり前だろ!!」


バカは余計だ。
と思ったら、敦志にグーの手で俺のグーにしてた手を殴った。


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