忘れられない夏〜君との思い出〜
話したいよ、秀哉君。


もちろんクラスは違うし…。


私はD組で秀哉君はA組。


体育すら、一緒じゃない。


関わりが全くない!


秀哉君に会わせろ〜!!


こんなこと思ったって会えるわけないじゃん…。


馬鹿馬鹿しい。


「はぁ…」


「どうした?」


えっ……?


下を向いていた顔を上げて前を見た。


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