忘れられない夏〜君との思い出〜
「あ、ありがとう」


「じゃあ、俺行くね」


そう言って彼は今、私が来た廊下を走ってた。


野球部…?


背もバッチリ高かったし、見るからに筋肉もかなりある。


何より、髪の毛がない立派な坊主。


まぁ、ぶつかった相手が何部だろうと、どうでもいいけど。


さて、帰ろー。


明日は真希とデート。


楽しみ♪


何、着てこっかなー?


どこ、行こっかなー?


ウキウキしながら、家に帰った。


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