JUNK LAND【→】

スティッチの態度にクレアは大いに困惑した。

(屈辱ではないのだろうか?)

(それとも平静を装っただけであろうか?)

しかし数日間、二人の動向を伺ってみても依然変化の兆しは訪れなかった。

スティッチが持つ狂気を知る由もないクレアは落胆した。

ノーラの持つ恥辱の秘密を武器にしても、二人の仲を裂く事すら出来ない事に……


しかし転機はとある放課後に突然訪れたのである。

それはクレア自身にとっても大いなる転機になる。



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