JUNK LAND【→】
一晩の欲求を吐き出した真理子は、タオルを巻きながらこう言った。
「いいけど毎回十万はきついよ。一回で五万にして」
さとしは心の中で、(十分だ……)と答え、
「いつもこんなに激しいの?」
と嫌みっぽく聞いた。
「二度目があるならもっと要求するよ。因みに“一回”って言うのは一晩って事だからね」
「金で買われた奴隷みたいだな」
「そうだよ。もっともっと喜ばせてね。奴隷と言っても快楽の奴隷よ」
(金がありゃ、あんたにも使ってもっと喜ばせてあげるよ。俺から離れられなくなる位に……)