JUNK LAND【→】


「やあ、スティッチ。相変わらずHandsome(ハンサム)だな。今日も彼女とDate(デート)かい?」

「茶化すなよ、BJ。可笑しいかい?」

「可笑しいなんて思っちゃいないさ。寧ろ君らしいよ」


スティッチとクレアの急接近は、College(大学)の間でもちょっとした逸話であった。

クレアが放課後のCampus(キャンパス)で、一人スティッチを待っていると、幾人もの生徒が彼女を横目に通り過ぎて行った。

その“目”の色の様々をクレアは楽しんでいた。

冷やかしの目。

興味の目。

好奇の目。

そして嫉妬の目……


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