ツンデレ彼氏をデレさせろ。
しっくすっ!
CASEⅠ りぽーとっ!(girl’s ver.)
【爽和side】
「良かったねー朔。」
そう言って、彼女の頭を撫でると
嬉しそうに微笑む。
「李斗がそんな風に
思ってくれてる
なんて思わなかったあああ。」
恥ずかしいのか、照れ臭いのか。
真っ赤な顔を伏せて隠しながら
そう言う朔。
ー本当におバカさんなんだから、
朔は。
天然鈍感バカも甚だしい。
棗も、不器用でわかりにくい
ところもあるけど、
朔を溺愛していることは、
一目瞭然なのに。
上手く伝わってないんだから…。
「あ、あのね。爽…っ、」
「なーに?」
「今週の日曜日、
初デート、なんですけど…。」
「ええっ!??本当!??」
ーそうか、そうか。
漸く、棗も腹を括ったかと、
一人考える。
ーが。
「剣道の大きな試合が終わったから
余裕も出来たし、
…デート…しよって…。」
ーなーんだ。
ただのヘタレかと思ってたけど、
どうやら違ったらしい。
自制してただけなのか。
「それなら、
とびっきりオシャレしなくちゃね!
今度は、棗も
思わず見惚れちゃうぐらいに
してあげるから、
覚悟しなさいよっ!!」
「お願いしますっ!
爽、大好きーーーっ。」
ーと、いう朔は、本当に可愛い。
棗には、本当に勿体無いよ。
「良かったねー朔。」
そう言って、彼女の頭を撫でると
嬉しそうに微笑む。
「李斗がそんな風に
思ってくれてる
なんて思わなかったあああ。」
恥ずかしいのか、照れ臭いのか。
真っ赤な顔を伏せて隠しながら
そう言う朔。
ー本当におバカさんなんだから、
朔は。
天然鈍感バカも甚だしい。
棗も、不器用でわかりにくい
ところもあるけど、
朔を溺愛していることは、
一目瞭然なのに。
上手く伝わってないんだから…。
「あ、あのね。爽…っ、」
「なーに?」
「今週の日曜日、
初デート、なんですけど…。」
「ええっ!??本当!??」
ーそうか、そうか。
漸く、棗も腹を括ったかと、
一人考える。
ーが。
「剣道の大きな試合が終わったから
余裕も出来たし、
…デート…しよって…。」
ーなーんだ。
ただのヘタレかと思ってたけど、
どうやら違ったらしい。
自制してただけなのか。
「それなら、
とびっきりオシャレしなくちゃね!
今度は、棗も
思わず見惚れちゃうぐらいに
してあげるから、
覚悟しなさいよっ!!」
「お願いしますっ!
爽、大好きーーーっ。」
ーと、いう朔は、本当に可愛い。
棗には、本当に勿体無いよ。