ツンデレ彼氏をデレさせろ。




「…ん…っ!!」



少し、声を漏らし、
身体を震わせる朔。



可愛すぎる。唆られる。



ってか、コレ、
ホック取ったら………、



ーと、背中に手を這わし、
ブラのホックに手を掛けた時。



「斎藤先生ー」



ーゴリラの声が聞こえた。
ヤバイ。この状況はマズイ。
コレを見られたら、
確実に怒鳴られるじゃ
済まされねーぞ。
下手すりゃ、退学送り………!



ーなんて、思っていたら。



「あー、すみません、原先生ー。
今行きますー。」



保健医が、返答。



「ったく、
本当細かいし、
どーでもいいことに
うるせーんだよな、あの先生。



マジUSBどこいっ…あったあった。」



そう言いながら、バタバタと
保健室を出て行って、



ーガチャガチャ。



今度は鍵を閉めて出て行った。
よし。保健医の弱み握った。






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